中四がんプロ活動報告

ご挨拶

この度、平成29年度「多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)養成プラン事業」に、中国・四国地方の11大学が連携する「全人的医療を行う高度がん専門医療人養成」プロジェクトが採択されましたことを心より嬉しく思います。申請に際しまして、ご支援、ご協力いただきました皆様に深く感謝申し上げます。

がん専門医療人の養成を目的に平成19年にスタートした本事業も、8大学を結ぶ「中国・四国広域がんプロ養成プログラム」から平成24年には10大学が連携する「中国・四国高度がんプロ養成基盤プログラム」と進化し、今年度からの第3期事業では新たに11大学の体制で、がん医療の現場を支える多職種の人材教育や指導者育成を目指していくことになります。この間、低侵襲外科治療の導入や数々の分子標的薬、免疫治療薬の登場、がん診療ガイドラインの普及による標準治療の均霑化など、がん医療を取り巻く状況は大きく進歩してきました。一方、急速な高齢化社会の進展により、今のがん医療に求められる要件も少しずつ変化してきています。

これから5年間の本事業では、第3期がん対策推進基本計画に盛り込まれるゲノム医療の実用化、小児および希少がんに対するがん医療、さらにAYA(Adolescent and Young Adult)世代や高齢者などのライフステージに応じたがん対策など、新たな視点から優れたがん専門医療人を育成し輩出できるよう尽力してまいりたいと思います。本事業に参加いただく皆様には、共通コアやeラーニングとともに、各大学の特徴を生かした魅力あるカリキュラムを推進いただくようお願い申し上げます。

中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム代表
藤原 俊義